業界ナンバーワンの登録税理士数と累計実績を誇る「税理士ドットコム」は、業界内での知名度も非常に高く、多くの利用者に支持されています。
ただ、利用するには、実際体験した人のリアルな感想も押さえておきたいところです。
そこで、本記事では税理士ドットコムの評判を公式サイトではなく中立な立場で知るために、Googleマップの口コミを参考に税理ドットコムの評判やマッチングミスが起きる原因、利用するメリット・デメリットについてまとめています。
この記事の内容
- 税理士ドットコムの評判や口コミ
- 税理士ドットコムのマッチングミスが起きる原因
- 税理士ドットコムの特長
- 税理士ドットコムを利用するメリット・デメリット
上記の内容を
税務の実務に通算19年従事した私が、業界経験者視点で分析しました。
税理士ドットコムに登録しようか迷っていて、口コミを参考にしたいと思っている方には必見の内容です。ぜひ最後までご一読ください。
税理士ドットコムの悪い評判・口コミ
本記事のタイトルにあった「紹介する税理士が底辺過ぎた」という口コミは以下のものです。
紹介する税理士が底辺過ぎた
税理士ドットコムが悪いわけではなく、紹介された税理士が投稿者からすると良くない印象だったようです。とくに社会のマナーについてのダメ出しもあります。
紹介された税理士のミスが多かった
依頼した税理士が精査することを怠っていたようです。ミスも多く、それに対する言い訳も稚拙であったようです。
地元の税理士を紹介してほしかった
横浜在住と書いていたのに、東京の税理士を紹介されたようです。税務申告には問題ないものの地元の税理士がよかったのでしょう。
相続税・贈与税などの資産税は、一般的な法人税・所得税に比べ、実績や経験がある税理士は圧倒的に少ない分野です。そのため、同一県内ではなく、近隣県まで範囲を広めないといい税理士がいないことはあり得ます。
とくに首都圏は東京にいい税理士は多いので、仕方ないかもしれません。
悪い口コミの真相はマッチングミスが原因
悪い口コミを見ると、原因はマッチングサービス特有のものが多いです。
税理士ドットコムではなく、紹介された税理士に不満がある、つまりマッチングミスの問題です。
税理士ドットコムで、マッチングミスが起きる理由は主に以下の2つが原因です。
ポイント
- 税理士ドットコムは実績数が多いため相対的に多くなる
- 提携税理士が多くて審査ができない
税理士ドットコムで起きる2つのマッチングミスの原因、深掘りして解説します。
税理士ドットコムは実績数が多いため相対的に多くなる
税理士ドットコムは、登録税理士数6,501人、累計実績312,081件(2024年3月28日現在)です。
この数字は業界ナンバーワンで、これだけの税理士登録数と実績があれば、必然的に一定のマッチングミスが起こるのは仕方ありません。
登録税理士が多くて審査ができない
いい税理士を紹介するには、登録税理士の質が大事です。
税理士と提携する際に、人間性やスキルなどを審査すれば、一定の質の良い税理士を集めることができます。
ところが、税理士ドットコムほどの規模になると、税理士を審査するのは現実的に無理です。そのため、スキル不足やコミュニケーション能力があまりない税理士も混在し、ユーザーからの評判を落とす結果につながります。
ちなみに、業界では珍しく「税理士紹介エージェント」という税理士紹介サイトは提携税理士を審査していて、一定の高評価を得ています。
税理士紹介エージェントの評判については、こちらの記事で紹介しています。
税理士紹介エージェントがGoogleの口コミで5点満点で4.8点の高評価を得る2つの理由
税理士ドットコムの良い評判・口コミ
一般的には、悪い口コミの方が気になるために注目されがちですが、Googleの口コミでは、良い口コミの方が圧倒的に多いです。
以下は良い口コミの一例です。
要望に合う的確な税理士だった
いろいろ教えてくれて費用も相談に乗ってくれるいい税理士を紹介してもらえた
丁寧な対応が良かった
紹介から顧問契約成立まで親切丁寧な対応だった
とても丁寧で好感の持てる対応だった
他のサイトと違い対応が早く丁寧、要望に合う税理士ですぐに契約できた
紹介までのスピードが迅速だった
迅速な対応で助かった、税理士も要望に的確で長く付き合っていけそう
申告期限間近だったが最適な紹介だった
丁寧な対応とスムーズな紹介大変助かった
翌日に紹介の連絡でスピード感が良かった
良い口コミでは、以下の3つが感想として多く寄せられていました。
ポイント
- 丁寧な対応がよかった
- 紹介までのスピードが迅速だった
- 要望に合う的確な税理士を紹介してくれた
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税理士ドットコムの特長
税理士ドットコムの評判を見てきましたが、ここで改めて税理士ドットコムの特長をご紹介します。端的にまとめると以下のような特長があります。
税理士ドットコムの特長
- 登録税理士数・累計実績が業界ナンバーワン
- 東証グロース上場企業が運営
- 業界でも屈指の運営年数
- 業界での知名度が高い
登録税理士数・累計実績が業界ナンバーワン
税理士ドットコムの公式サイトで発表している登録税理士数は6,501名以上、累計実績は31万件以上(2024年3月28日現在)です。
これは、いずれも業界ナンバーワンの数字です。後述しますが、他の実績のある税理士紹介サイトの中でも、抜きんでた数字です。
東証グロース上場企業が運営
税理士ドットコムは、東証グロース上場の弁護士ドットコム株式会社が運営する税理士紹介サービスのサイトです。
会社名 | 弁護士ドットコム株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル6階 |
資本金 | 439百万円 |
創業/設立 | 2005年7月4日 |
事業内容 | 弁護士ドットコムの開発・運営 税理士ドットコムの開発・運営 弁護士ドットコムニュースの運営 クラウドサインの開発・提供 BUSINESS LAWYERSの運営 弁護士ドットコムキャリアの運営 |
URL | https://www.bengo4.com/corporate/ |
業界でも屈指の運営年数
税理士紹介というサービスが普及し始めたのは、今から20年ほど前の平成13年の税理士法改正の頃です。この税理士法改正で広告や税理士報酬の制限が撤廃され税理士業界の営業の自由が増しました。
税理士ドットコムは運営年数が17年なので、業界ではけっこう長く運営している企業になります。
業界での知名度が高い
抽象的な表現になってしまいすが、税理士紹介サイトの中では、税理士ドットコムが知名度も高いです。
これは、大手企業なのでその分広告費をかけられることもあって、露出度が段違いに多いことが考えられます。
業界内で税理士紹介サイトと言うと、一番に名前が出てくるのも税理士ドットコムです。
他社との比較
税理士ドットコムは税理士数や実績においてどれだけ優れているかを他社と比較してみました。
税理士紹介サイトでは、税理士紹介センターがパイオニア的存在で、運営年数は最も長く27年になります。税理士ドットコムは次いで長い17年になります。
運営年数が10年短いにもかかわらず、その税理士紹介センターよりも登録税理士数、累計実績は上回って、業界ナンバーワンです。
ご覧の通り、圧倒的な実績であるのが窺えますね。
税理士ドットコムで税理士を紹介してもらう場合、紹介手数料は税理士が負担するため無料で利用することができます。
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税理士ドットコムのメリット・デメリット
Twitterでは、比較的いい口コミが多いようです。口コミを元に税理士ドットコムを利用するうえでのメリット・デメリットを分析します。
税理士ドットコムのメリット
税理士ドットコムを利用者の目線でみると以下のメリットが考えられます。
税理士ドットコムのメリット
- 登録税理士数・累計実績が業界ナンバーワン
- 東証グロース上場企業が運営
- 業界でも屈指の運営年数
- 業界での知名度が高い
- 何度でも無料で紹介
- コーディネーターが交渉までサポート
登録税理士数・累計実績が業界ナンバーワン
税理士ドットコムは、約6,000名の登録税理士数を誇り、その累計実績は業界ナンバーワンです。多数の税理士が登録しているため、様々な分野や業種に精通した専門家を紹介することが可能です。
税理士登録数ナンバーワンがもたらすメリットとしては、次の3つがあります。
- 多様な選択肢
- 高品質なサービス
- 素早いマッチング
また累計実績数がナンバーワンであることには以下3つのメリットがあります。
- 実績と信頼性
- 幅広いニーズへの対応
- 成果の証明
東証グロース上場企業が運営
税理士ドットコムは、東証グロース上場企業である弁護士ドットコム株式会社が運営しています。安心して利用することができる、信頼性の高いサイトと言えます。
東証グロース上場企業が運営することによるユーザー視点でのメリットは以下3つです。
- 信頼性が高いサービスを提供
- 東証グロース上場企業は、厳しい審査基準をクリアし、一定の経済的基盤と信用力が求められます。そのため、上場企業が運営するサービスは、安定した経営基盤と信頼性が高いと言えます。
- 豊富な情報量とサポート体制の充実
- 税理士の紹介に加えて、税金に関する情報や確定申告の手続き方法などの情報も豊富に掲載されています。初心者でも理解しやすく、安心して税理士選びができます。また、税理士選びに不安がある方ややり取りに困っている方のために、サポート体制も充実しています。電話やメールでの相談や面談のセッティングなどが行われています。
- いい税理士とのマッチングが期待できる
- 登録する税理士にとっても、対応がしっかりした知名度のあるところが安心です。そのため、税理士紹介サイトに登録しようと思えば、選択肢として、税理士ドットコムが優先順位として上位に挙げられるのは容易に想像できます。
より多くの税理士が登録すれば、必然的に登録税理士の質も担保され、結果、いい税理士とのマッチングが期待できます。
業界でも屈指の運営年数
税理士ドットコムは、*2006年のサービス開始以来、約17年にわたって運営されています。長年にわたって培ってきたノウハウと信頼性は、利用者からの支持を集めています。
*日本最大級の税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」が、税理士が無料で質問に答える税務Q&Aサービス「みんなの税務相談」を開始 - 弁護士ドットコム株式会社 (bengo4.com)
業界での知名度が高い
税理士ドットコムは、業界での知名度が高く、多数のメディアに取り上げられることも多いです。そのため、多くのユーザーが利用しており、信頼性が高いとされています。
何度でも無料で紹介
税理士ドットコムでは、何度でも無料で紹介が受けられます。また、紹介手数料が無料なので、紹介した税理士の負担も軽減されます。利用者にとっても、気軽に複数の税理士に相談できるメリットがあります。
コーディネーターが交渉までサポート
税理士ドットコムでは、専門のコーディネーターが利用者のニーズに合わせて、最適な税理士を紹介してくれます。さらに、紹介後の交渉についてもサポートしてくれるので、安心して相談することができます。
税理士ドットコムのデメリット
税理士ドットコムにももちろんデメリットはあります。まとめると以下のとおりです。
税理士ドットコムのデメリット
- 登録税理士は審査しているわけではないので100%いい税理士とは言えない
- 規模が大きくスタッフも大勢いるので、担当者のスキルに差異はある
1⃣100%いい税理士とは言えない
税理士紹介サイトの中には、登録税理士を審査するところもあります。税理士ドットコムは、公表している情報では、審査はしていないようです。税理士であれば、誰でも登録できるので、登録税理士が100%いい税理士とは言えません。
2⃣担当者のスキルに差異がある
税理士ドットコムは運営年数が長く、税理士紹介ノウハウは蓄積されていますが、紹介する税理士の選定は担当者が行うため、担当者のスキルには差があります。そのため、担当者によってはミスマッチも起こりえます。
税理士ドットコムはこんな人におすすめ
税理士ドットコムをおすすめするのはどんな人かまとめました。
こんな人におすすめ
- 多くの税理士の中から選んで決めたい人
- 税理士の質が良いところで決めたい人
- 実績が多く、多くの人に支持されているところがいい人
- 企業規模が大きく安心できるところがいい人
- 税理士紹介サイトはどこがいいかわからず悩んでいる人
登録の手順
税理士ドットコムの利用は、オンライン上で簡単に手続きができます。サイト上で相談内容を入力し、希望する紹介条件を設定します。その後、コーディネーターから紹介された税理士とオンライン上でやりとりを行い、相談を進めていきます。
具体的には以下のような流れになります。
- 登録フォームに入力して送信
- 担当者による状況や税理士への要望のヒアリング
- 税理士の選定・紹介
- 税理士との面談
登録フォームに入力して送信
税理士ドットコムの公式サイトよりフォームに入力します。
担当者による状況や税理士への要望のヒアリング
担当者より電話があります。
事業の概要や規模、税理士に対する要望など、税理士を選定するにあたっての情報のヒアリングがあります。
税理士の選定・紹介
担当者が登録税理士の名から選定し税理士を紹介します。
一般的に2~3人の候補を挙げてくれます。また、面談の日程調整も担当者が設定してくれます。
税理士との面談
紹介された税理士と面談します。時節柄オンライン面談が主流になります。
サービス内容・税理士費用なども打合せし、納得いけば契約。
税理士と面談して、合わないと感じた場合は、後日担当者を通じて断ることができます。
その後も契約が決まるまで、何度でも無料で紹介してもらうことができます。
税理士ドットコムの登録の詳しい内容は以下の記事で解説しています。
税理士ドットコムの登録方法をくわしく解説!
税理士ドットコムが違法と勘違いされる2つの理由
最初に言っておくと、税理士ドットコムは違法ではありません。
では、なぜ、税理士ドットコムが違法と言われるのかというと、
推測すると次の2つの理由ではないかと考えられます。
ポイント
- 税理士紹介の間違った解釈
- 税理士無料相談の誤解
税理士紹介のまちがった解釈
税理士が業務をするためには、税理士会に登録する必要があります。そして、税理士会の会則に従ったうえで業務を行うことになります。
その税理士会の会則のなかで、まちがった解釈をされてしまうのが、次の条文です。
(非税理士との提携の禁止)
第61条 税理士及び税理士法人は、法第52条又は法第53条第1項若しくは第2
項の規定に違反する者から業務のあっ旋を受けてはならない。(平成 26.10.15 変更)
(平成 2.1.23 旧第 57 条繰下、平成 13.10.18、平成 26.10.15 変更)
日本税理士会連合会会則
非税理士との提携の禁止という条文で、「業務の斡旋を受けてはならない」とあるので、一見税理士以外から紹介を受けることを禁止するもののように見えます。ただし、前文に法第52条又は法第53条第1項若しくは第2項の規定に違反する者とあります。
つまり、「税理士法の第52条と53条に違反するものからの斡旋」と限定されているんですね。
では、「税理士法の第52条と53条に違反するもの」とは何かというと、
(税理士業務の制限)
第五十二条 税理士又は税理士法人でない者は、この法律に別段の定めがある場合を除くほか、税理士業務を行つてはならない。
(名称の使用制限)
第五十三条 税理士でない者は、税理士若しくは税理士事務所又はこれらに類似する名称を用いてはならない。
2 税理士法人でない者は、税理士法人又はこれに類似する名称を用いてはならない。
税理士法(昭和二十六年法律第二百三十七号)
第52条は税理士でないのに税理士業務を行う人、第53条は税理士でないのに税理士を名乗る人となっています。
つまり、嚙み砕いて言うと、いわゆる偽税理士が窓口になって斡旋するような業務を税理士が請け負ってはいけないということを言ってるわけなんです。
そもそも、税理士を紹介することが違法なら、友人・知人が「いい税理士だから紹介する」ということ自体、違法になってしまいますよね。
税理士紹介や紹介手数料についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
税理士紹介や紹介手数料は違法ではない理由を根拠をもとに解説しました
税理士無料相談の誤解
もう一つの事象が税理士ドットコムサイト内の無料税務相談です。
そもそも税務相談は、税理士の独占業務なので、有償無償を問わず、税理士資格がないものはできません。
それで、税理士ドットコムの無料相談も
- きちんと税理士が対応していないのではないか?
- もぐりの税理士が回答しているのでは?
という疑念があることが考えられます。
もちろん税理士ドットコムの税務相談は、税理士ドットコムの登録税理士が回答しているので問題ありません。
以下は質問と税理士の回答ですが、顔写真記名付きで回答しているのがわかります。
そもそも、税理士資格がない者は税理士ドットコムに登録できません。
その証拠に、税理士が税理士ドットコムに登録する際には、税理士登録番号の入力を求められます。
仮に、偽って登録しようとしても、税理士の登録番号は税理士会の公式サイトで容易に調べられます。
つまり、
- 税理士ドットコムは税理士会に登録した税理士しか登録できない
- 税理士ドットコムの無料税務相談の回答は、登録税理士が記名付きで回答している
ことから、
税理士ドットコムの無料税務相談は違法ではない
税理士ドットコムが違法行為をしない根拠
前述の理由より税理士ドットコムが違法ではないことはお分かりいただけたと思います。
さらに、税理士ドットコムは違法行為をはたらくような会社ではない根拠を会社の特長からご説明します。税理士ドットコムはの特長を端的にまとめると以下のとおりです。
税理士ドットコムの特長
- 登録税理士数・累計実績が業界ナンバーワン
- 東証グロース上場企業が運営
- 業界でも屈指の運営年数
登録税理士数・累計実績が業界ナンバーワン
税理士ドットコムの公式サイトで発表している登録税理士数は6,400名以上、累計実績は29万件以上(2024年1月8日現在)です。
これだけ、税理士にも顧客にも支持される会社であることがわかりますね。
東証グロース上場企業が運営
税理士ドットコムの運営会社は、弁護士ドットコム株式会社という東証グロース上場企業が運営しています。
上場企業なので、コンプライアンスなどもしっかりしていて、遵守しています。そうでないと上場は維持できません。
会社名 | 弁護士ドットコム株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル6階 |
資本金 | 439百万円 |
創業 / 設立 | 2005年7月4日 |
事業内容 | 弁護士ドットコムの開発・運営 税理士ドットコムの開発・運営 弁護士ドットコムニュースの運営 クラウドサインの開発・提供 BUSINESS LAWYERSの運営 弁護士ドットコムキャリアの運営 |
URL | https://corporate.bengo4.com/ |
業界でも屈指の運営年数
税理士ドットコムは運営年数が17年なので、業界ではけっこう長く運営している企業になります。(税理士紹介というサービスが普及し始めたのは、今から20年ほど前の平成13年の税理士法改正の頃です。)
ポイント
以上のことから税理士ドットコムは違法になるような会社ではありません。安心して利用できるサービスおよび企業です。
税理士ドットコムを利用するのはどんなとき?具体的な利用例
税理士ドットコムを利用して税理士を探すのは一般的に次の5つのケースが想定されます。
- 起業して個人事業主・フリーランスになったとき
- 会社を設立したとき
- 税理士に不満があって税理士変更したいとき
- 個人の確定申告が必要なとき
- 相続税の申告が必要なとき
上記5つのケースで税理士ドットコムを利用するメリットを深掘りしていきます。
起業して個人事業主・フリーランスになったとき
起業して個人事業主・フリーランスになると、確定申告が必要になるので、税理士に依頼することが想定されます。
個人事業に税理士が必要な理由
個人事業主が確定申告する際、事業として申告するため、帳簿の作成が必要になります。また税制上の優遇措置で「青色申告」がありますが、適用には複式簿記での記帳が求められます。簿記の知識が必要でもあり、自分で記帳が難しい場合税理士へ依頼するのが賢明です。
税理士ドットコム利用のメリット
個人事業主・フリーランスの税理士探しで税理士ドットコムをおすすめする理由は以下です。
- プロフィールを見ることができる
- 起業したばかりだと税理士に依頼するのが初めてということもあります。税理士に対するイメージが持てないと探しにくいこともあります。税理士ドットコムでは登録税理士を検索することができるのでプロフィールを見て、税理士像がイメージできます。
- オンライン相談ができる
- 税理士ドットコムでは、無料で税務相談の回答がみられる「みんなの税務相談」、有料で個別に税理士に相談できる「クラウド税務相談」があります。依頼する前にちょっとした疑問を解決するにはうってつけのサービスです。
会社を設立したとき
個人の確定申告は自分で手続きする人もたくさんいますが、会社設立して事業体が法人になると、税務申告は税理士に依頼する場合がほとんどです。
法人に税理士が必要な理由
会社を設立すると、税務申告は法人税の申告になります。個人の所得税の確定申告と違って法人税は専門知識がないと申告書が作れません。また、社長1人の会社といっても事業は法人のものになり、法人口座からのお金のやりとりも気を付けていないと課税関係が生じることもあります。個人事業より税務判断が難しくなるので、一般的には法人になると税理士契約することが必要になってきます。
税理士ドットコム利用のメリット
会社設立での税理士探しで税理士ドットコムをおすすめする理由は以下です。
- 資金調達など専門スキルを有する税理士が登録
- 税理士ドットコムではスタートアップのサポートに強い税理士が多く登録しています。創業時は、資金需要があるため、金融機関の創業融資や各種補助金・助成金などもかなりの数があります。創業当初だからこそ受けられる恩恵なので活用したいところ。スタートアップにノウハウを持つ税理士と契約すると手続きがスムーズです。
- 複数の税理士を比較できる
- 法人の税理士費用は、個人事業で依頼する時に比べ、割高になります。ただ、税理士ドットコムで税理士を探す場合、複数の税理士から見積もりをとるため、比較して選ぶこともできます。
税理士に不満があって税理士変更したいとき
税理士に不満なら変更した方がいい理由
税理士との契約は、長くなることが多く、個人情報や財務的な情報を提示するため、より強い信頼関係が必要です。何かしらの原因で信頼関係が崩れると良好なコミュニケーションは取りづらくなります。税務手続きには、やり直しがきかないものもあるため、大きなリスクを被ることを想定すると、信頼関係がない中での契約は継続すべきではないです。
税理士ドットコム利用のメリット
税理士変更で税理士ドットコムを利用するメリットは以下です。
- 税理士変更でのノウハウがある
- 税理士ドットコムでは、税理士変更で利用するケースも多いため、ノウハウも多数あります。円満に税理士変更するための有用なアドバイスも期待できます。
- 税理士報酬引き下げの実績も多数
- 税理士ドットコムではコーディネーターが複数の税理士に相見積りをとり、費用についての交渉までサポートしてくれます。その結果、71.4%が引き下げに成功しています。
個人の確定申告が必要なとき
個人の確定申告で税理士が必要なのはどんなときか?その際に税理士ドットコムを利用するメリットをまとめました。
なぜ税理士が必要なのか?
個人の確定申告でも、不動産の売却などは、個人の状況によって選択できる特例が違うなど専門的知識を要する場合があります。そんな時は税理士に依頼するのが得策です。
税理士ドットコム利用のメリット
個人の確定申告で税理士に依頼する場合に税理士ドットコムを利用するメリットは以下のとおりです。
- 登録税理士数が多いのですぐに見つかる
- 確定申告時期は税理士業界も繁忙期で、受注過多で業務を受け付けてくれない事務所も出てきます。税理士ドットコムは全国6,000名以上の登録税理士がいるので、自力で探すことや他の税理士紹介サイトを使う場合に比べて希望の税理士が見つかる可能性が高いです。
- 複数の税理士から選ぶのでコストダウンにつながる
- 税理士ドットコムでは複数の税理士を比較して決めるので、税理士報酬を抑えることができます。
相続税の申告が必要なとき
相続税の申告で税理士が必要なのはどんなときか?その際に税理士ドットコムを利用するメリットをまとめました。
なぜ税理士が必要なのか?
相続税の申告は、一般的に税務の知識がない人にはかなりハードルが高いです。相続税の申告が必要になる場合は、一定以上の相続財産がある場合になり、一般的に納税額も高額になりがちです。その分税務リスクも大きくなるので税理士に依頼するのが賢明です。
税理士ドットコム利用のメリット
相続税の申告で税理士に依頼する場合に税理士ドットコムを利用するメリットは以下のとおりです。
- 相続に特化した税理士が見つかる
- 理士ドットコムでは、相続税に特化した経験と知識を持つ税理士を探すことができます。相続税に関する法的要件や手続き、節税対策などに精通した税理士を見つけることができます。
- 適切な税理士費用で依頼できる
- 相続税の申告の税理費用にも相場はありますが、判断は難しいです。税理士ドットコムではコーディネーターが複数の税理士に相見積りをとり、費用についての交渉までサポートします。なので、適正な税理士費用での依頼が可能になります。
税理士ドットコムのその他のサービス
税理士ドットコムは、コーディネーターによる税理士紹介のほかにも、
- みんなの税務相談
- クラウド税務相談
といったサービスを提供しています。
みんなの税務相談
みんなの税務相談は、経理や税金、お金に関する疑問やお悩みを投稿すると、その分野の専門家である税理士からの回答が無料で付きます。
特徴
- 税理士ドットコムが提供する、経理や税金、お金に関する疑問やお悩みを無料で相談できるサービス。
- 6,000人超の税理士が登録しており、専門家から回答がもらえます。
- 過去の相談を検索することもでき、既に回答がある場合は解決策を見つけることができます。
- 会員登録 (無料) することで、利用することができます。
利用方法
- 税理士ドットコムのサイトにアクセスします。
- 「みんなの税務相談」をクリックし、ログインします。
- 相談を投稿する場合は、「新しい相談を投稿する」ボタンをクリックして、フォームに情報を入力します。
- 過去の相談を検索する場合は、「過去の相談を探す」ボタンをクリックし、検索条件を入力します。
- 回答がついたら、マイページから確認できます。
クラウド税務相談
クラウド税務相談とは、税理士ドットコムが提供する非公開の税務相談サービスです。相談をしたいけど、税理士を探すのが手間だという方や、公開Q&Aだと不安だという方に向いています。
相談の方法
クラウド税務相談では、お好きなタイミングで相談を投稿するだけで、税理士ドットコムに登録している全国5,700名以上の税理士の中から、あなたのお悩みにお答えしてくれる税理士が見つかります。相談ルームは非公開なので、具体的な数字や情報を投稿しても安心です。
相談料金
クラウド税務相談の相談料は3,300円(税込)で、税理士から最初の回答が付いた時点で決済が実行されます。その後、4回まで返答することができます。相談が終了したあとも、回答してくれた先生とコンタクトを取ることができます。
まとめ
税理士ドットコムは、税理士登録数・累計実績では業界ナンバーワンです。上場企業が運営するという安心感もあり、人気の税理士紹介サイトです。
Twitterでの口コミからすると、以下のメリット・デメリットがあります。
税理士ドットコムのメリット
- 税理士登録数が多いので希望の税理士が見つかる可能性が高い
- 業界での知名度が高いので、いい税理士が集まる確率も高い
- 累計実績数が多く、大勢に支持されていて安心
- 東証グロース上場企業なので変な対応される心配がない
税理士ドットコムのデメリット
- 登録税理士は審査しているわけではないので100%いい税理士とは言えない
- 規模が大きくスタッフも大勢いるので、担当者のスキルに差異はある
税理士ドットコムを利用するうえでは、一つ注意点があります。
個人の確定申告の場合、例年、2月以降の確定申告時期は問い合わせが殺到します。
年明けからでは、税理士が確定申告の案件の受注をストップするケースが非常に多いです。
確定申告の依頼をする場合は、年内をめどに申し込むことをおすすめします。
Q&A
税理士ドットコムを利用する際の質問について、回答例を以下にまとめました。
- Q1: 税理士ドットコムの利用は無料ですか?
- A1: 利用自体は無料ですが、税理士と契約する際には、税理士との契約に応じた費用が必要です。
- Q2: 税理士の選定は自分で行うのですか?
- A2: 利用者が自ら税理士検索で選ぶことも可能です。もちろん、担当コーディネーターが利用者の要望に基づいて税理士を選定し提案することもできます。
- Q3: オンライン面談も可能ですか?
- A3: はい、税理士との面談はオンラインでも可能です。また、日程調整も担当コーディネーターが行ってくれます。