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税理士紹介サイトのおすすめ【2024年11月最新】主要5社を徹底比較!

2024年1月8日

じつは、税理士を探すうえで、税理士紹介サイトの実績・認知度はかなり重要です

なぜなら、税理士紹介サイトの運営がしっかりした、評判の良いところでないと、いい税理士が集まらないから。

とはいえ、税理士紹介サイト自体、どんな会社で、どんな特徴があるかなんて知らないですよね。

そこで、この記事では、十数社ある税理士紹介サイトの中から厳選した5社をランキング形式で紹介します。

税務の実務に通算19年従事した、ベテランの業界経験者の知見で精査しました。

これから税理士を探すけど、税理士探しで失敗したくないという方には必見の内容です。ぜひ最後までご一読ください。

評価の基準

評価は、登録税理士数、税理士の審査、成約の実績数、担当者のサポート、運営年数、会社規模の6つの項目をWEBサイトに公開された情報をもとに5段階で評価しました。

登録税理士数

税理士を選ぶ以上、できるだけ多くの人数から選ぶ方がいい税理士に出会う確率は高くなります。紹介される税理士は、税理士紹介サイトに登録している税理士になるので、知名度の高い税理士紹介サイトほど有利な傾向にあります。

注意

ランキング内では、税理士数を公表している所を多い方から順に★印で表しています。税理士数を公表していないところは★1つで表示しています。

税理士の審査

登録する税理士の審査は、実施している方が少ないです。登録税理士数が多くなるほど審査の実施は難しくなりますが、審査項目は、税理士としてのスキルだけでなく人柄などの人間性にも及びます。

注意

ランキング内では、税理士審査を実施している所から、その審査項目の開示状況順に★印で表しています。審査を実施していないところはーで表示しています。

成約実績数

実績数が人気と市場の評価のバロメーターであるという認識でランキングに取り入れています。

注意

ランキング内では、公表している実績数をもとに多い方から順に★印で表しています。実績数を公表していないところは、公表していなくても実績はあるとの認識ですべて★3つで表示しています。

担当者のサポート

担当者のサポートは、手厚いところでは、税理士報酬の交渉の代行や、現在契約している税理士を変更する際にはアドバイスなども行っています。

注意

ランキング内では、サポート内容の開示状況をもとに多い方から順に★印で表しています。サポート内容の記載が特段ない場合でも一定のサービスは受けられるのですべて★3つで表示しています。

運営年数

税理士紹介のサービス自体は、それほど古くなく、ここ20年ほどでできたビジネスです。長いところほど、税理士・ユーザー両者の信頼を得ているという考えでランキング項目に入れています。

注意

ランキング内では、運営年数が長い順に★印で表しています。

会社規模

会社の規模がサービスに直結するわけではありません。ただ、規模の大きいところは広告予算にかける金額も大きい分、多く税理士を集められます。ユーザーにも一定数、運営会社の規模を気にする人もいることからランキング項目に取り入れています。

注意

ランキング内では、公表されている資本金などの会社情報をもとに規模の大きい順に★印で表しています。

税理士紹介サイトおすすめ5社

登録税理士数税理士審査実績数サポート運営年数会社規模
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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ポイント

  • 登録税理士全国6,000名以上
  • 累計実績30万件以上
  • 東証グロース上場企業が運営

こんな人におすすめ
税理士登録数、実績No.1で上場企業運営の安心感もあります。迷ったら税理士ドットコムでまちがいないです。


登録税理士数税理士審査実績数サポート運営年数会社規模
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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ポイント

  • 登録税理士は「経験・知識・人柄」で厳しく審査
  • 実務や税務に精通した専任エージェントが徹底サポート
  • 税理士とのやり取りや交渉も代行

こんな人におすすめ
登録税理士は審査に通った人のみ、またサポートも手厚いです。めんどくさいのは嫌だからお任せがいいという人におすすめです。


登録税理士数税理士審査実績数サポート運営年数会社規模
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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ポイント

  • 会計事務所登録数、4,200か所以上
  • 業界のパイオニア、創業27年、17万件以上の実績
  • 利用満足度98%

こんな人におすすめ
創業27年の業界のパイオニアです。実績があって安定感をも求める人におすすめです。


登録税理士数税理士審査実績数サポート運営年数会社規模
★★★★★★★★★★★★★★★

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ポイント

  • 専門性のみならず、姿勢まで含めた厳正な審査を通過した税理士のみが登録
  • 専任のコンシェルジュが税理士との交渉までサポート
  • 30代~40代の若手税理士の紹介に注力

こんな人におすすめ
若手税理士を紹介の中心にしている税理士紹介サイトです。30代~40代の経営者で、年配の税理士ではなく、同世代の税理士を希望する人におすすめです。


登録税理士数税理士審査実績数サポート運営年数会社規模
★★★★★★★★

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ポイント

  • 低料金で明確な月額1万円からの「税理士顧問プラン」
  • 低料金での価格設定に特化

こんな人におすすめ
月額1万円から利用できる低料金の「税理士顧問プラン」があるので、創業したばかりや税理士費用の負担を抑えたい人に人におすすめです。

税理士紹介サイトは違法ではない

税理士紹介サイトはどんなものか?また、違法ではない根拠について詳しく解説しました。

税理士紹介サイトとは

税理士紹介サイトとは、利用者と税理士をマッチングしてくれるサービスで、税理士紹介サイトの利用者は無料で利用できます。(紹介料は税理士が負担します。)

利用の流れを大まかにまとめると以下のようになります。

  • 利用者はWEB上で登録します。
  • 税理士紹介サイトの担当者が電話にて希望の税理士についてヒアリングします。
  • 登録税理士の中から希望に合う税理士を選定して紹介してくれます。
  • 紹介の税理士と面談の上、契約するかどうかを判断します。

契約する場合は、税理士と個別の契約になります。断る場合は、税理士ではなく税理士紹介サイトの担当者に伝えると代わりに断ってくれます。

税理士紹介が違法ではない根拠

税理士紹介は違法ではありません。税理士紹介サイトは合法のサービスです。

インターネット検索でも「税理士紹介 違法」で検索されるので、違法かも?と思う人がいますが、そもそも有償無償を問わず違法ならば、税理士会自体が税理士を紹介することもできなくなります。

では、なぜ、違法という認識が広まっているか?というと、おそらく税理士法の解釈まちがいによるものと思われます。

税理士は、税理士会に登録し所属することで税理士業務を行うことができます。

税理士会の会則には、次のようなものがあります。

(非税理士との提携の禁止)
第61条 税理士及び税理士法人は、法第52条又は法第53条第1項若しくは第2
項の規定に違反する者
から業務のあっ旋を受けてはならない。(平成 26.10.15 変更)
(平成 2.1.23 旧第 57 条繰下、平成 13.10.18、平成 26.10.15 変更)
日本税理士会連合会会則

非税理士との提携の禁止という条文で、「業務の斡旋を受けてはならない」とあるので、一見税理士以外から紹介を受けることを禁止するもののように見えます。ただし、前文に法第52条又は法第53条第1項若しくは第2項の規定に違反する者とあります。

つまり、「税理士法の第52条と53条に違反するものからの斡旋」と限定されているんですね。

では、「税理士法の第52条と53条に違反するもの」とは何かというと、

(税理士業務の制限)
第五十二条 税理士又は税理士法人でない者は、この法律に別段の定めがある場合を除くほか、税理士業務を行つてはならない。
(名称の使用制限)
第五十三条 税理士でない者は、税理士若しくは税理士事務所又はこれらに類似する名称を用いてはならない。
 税理士法人でない者は、税理士法人又はこれに類似する名称を用いてはならない。

税理士法(昭和二十六年法律第二百三十七号)

第52条は税理士でないのに税理士業務を行う人、第53条は税理士でないのに税理士を名乗る人となっています。

つまり、嚙み砕いて言うと、いわゆる偽税理士が窓口になって斡旋するような業務税理士が請け負ってはいけないということを言ってるわけなんです。

そもそも、税理士を紹介することが違法なら、友人・知人が「いい税理士だから紹介する」ということ自体、違法になってしまいますよね。

税理士紹介サイトが違法ではない理由や紹介手数料の仕組みについてはこちらの記事でくわしく解説しています。
税理士紹介や紹介手数料は違法ではない理由を根拠をもとに解説しました。

税理士紹介サイトの手数料の仕組みと税理士報酬には上乗せされない理由

税理士紹介サイトの利用は無料です。税理士紹介サイトの紹介料は税理士が負担します。

税理士は税理士紹介サイトを通じて、顧客の紹介を受けると紹介手数料を支払います。

紹介手数料が税理士負担だと聞くと、その分税理士報酬に上乗せされるのでは?と心配になりますが、その可能性はかなり低いです。

それは以下3つの理由からです。

  • 税理士費用の相場の浸透
  • 競合があるので競争原理が働く
  • 税理士業はLTVを最大化するビジネスモデルである

税理士紹介サイトのシステムと税理士業というビジネスモデルが影響しています。

税理士費用の相場の浸透

税理士紹介サイトの手数料が税理士費用に上乗せされない理由の一つが、税理士費用の相場の浸透があります。

税理士費用にも当然相場があって、以前より浸透しています。以下のように税理士紹介サイト各社も相場の目安になる指標を公開しています。そのため相場を無視した価格設定は現実的には難しいです。

税理士ドットコム公開の相場表

税理士紹介エージェント公開の相場表

競合があるので競争原理が働く

税理士紹介サイトでは、税理士側も成約しないと始まらないので、当然競争により価格は下落します。つまり、紹介手数料分を上乗せしてては、成約できなくなるんです。

税理士業はLTVを最大化するビジネスモデルである

税理士業に長く携わっているとわかりますが、税理士業はLTVを最大化するビジネスです。

LTVというのは、ライフタイムバリューの略で、「顧客生涯価値」という意味で、1人の顧客が自社と取引を開始してから終了するまでにどれだけの利益をもたらすかをいいます。

税理士業はまさにこれで、長く続く時は一生涯の取引になる顧客もいます。

例えば、法人の経営者と顧問契約を始めて、取引を開始したとします。決算や法人税の申告から始まり、一般的には税理士はそうそう変更しないので、10年、20年と続くことは珍しくありません。

その間にも

  • 資産や他の所得があれば毎年の確定申告
  • 親族への資産の贈与があれば贈与税の申告
  • 最後に相続税の申告

と続いていきます。

つまり、紹介手数料分を報酬に上乗せしなくても、長い目で見れば、紹介手数料分なんて、全然痛くないんですね。

税理士紹介サイトのメリット・デメリット

税理士紹介サイトをおすすめする5つの理由

税理士紹介サイトをおすすめする理由は、以下の5つです。

  • 希望の税理士を自分で探さなくてよいから
  • 税理士に一定の信用の担保がある
  • 複数の税理士と面談の上、相性の合う税理士を効率的に選べる
  • 登録税理士内の競合があるので税理士費用が抑えられる
  • 断るときは担当者が代行するのでストレスがない

希望の税理士を自分で探さなくてよいから楽

希望の税理士は、税理士紹介サイトの担当者が登録税理士の中から選定して紹介します。自分で膨大な税理士の中から時間をかけて探す必要はないので時間をとられず、楽です。

税理士に一定の信用の担保がある

税理士紹介サイトもビジネスなので、紹介する際には、登録税理士で評判の良い人を優先します。そのため、評判が悪い、クレームになったことがあるような税理士は自然に淘汰されます。

つまり、必然的に税理士には一定の信用が担保されることになります。

複数の税理士と面談の上、相性の合う税理士を効率的に選べる

税理士紹介サイトでは、通常2~3人の税理士を紹介し面談します。2~3人面談すれば、その中で相性がいい税理士を選ぶことができる他次のメリットがあります。

  • 税理士のスキルを比較できる
  • 業務への取り組み・考え方を比較できる
  • 税理士費用の相場がつかめる

登録税理士内の競合があるので税理士費用が抑えられる

1人の税理士のみの場合税理士用は言い値になってしまいがちです。

ところが税理士紹介サイトに登録する税理士は、他の税理士の存在を認識しています。そのため税理士費用については競争原理が働くので自動的に安くなるというメリットがあります。

断るときは担当者が代行するのでストレスがない

税理士と面談して、相性が合わない時、自分で断るのはストレスを感じますよね。税理士紹介サイトでは、断る際は担当者が代わりに断ってくれるので、

  • 断る理由を考える
  • なんとなく罪悪感があってストレスになる

といった余計な心配をしなくてよくなります。

やみくもに、ネット検索するより、税理士紹介サイトを利用する方がメリットが多いことがおわかりいただけたでしょうか。

ネット検索がNGの理由はこちらの記事でくわしく解説しています。
税理士の探し方がわからない人必見!ネット検索がNGの理由

税理士紹介サイトのデメリット

メリットがたくさんある税理士紹介サイトですが、当然デメリットもあります。

ズバリ税理士紹介サイトのデメリットは、

税理士紹介サイトによって、サービスや税理士の質に差がある

という1点に尽きます。

税理士紹介サイトは大小さまざまで、十数社存在します。利用が無料とはいえ、規模が小さいところや実績が乏しいところでは、

  • 登録税理士が少なく希望の税理士が見つからない
  • 担当者のサービスが悪い
  • 登録してもレスポンスが悪く、ほったらかしにされる

など、一向にいい税理士が見つからないといったことになりかねません。

では、どんな税理士紹介サイトにすればよいのか?税理士紹介サイトの選び方をお教えします。

税理士紹介サイトの選び方

税理士紹介サイトの選び方の基準は、
具体的には、「①登録税理士の質・人数、②担当者のサポート、③運営年数・実績」の3つです。

登録税理士の質・人数

税理士紹介サイトでは、登録税理士を審査するところもあります。審査しているところが一番ですが、そうでなければ、登録税理士の人数が多いほど、いい税理士に出会う可能性は高くなります。

担当者のサポート

税理士選びでは、税理士との面談・報酬の交渉が必要です。
忙しいときの日程調整は大変ですし、価格交渉は苦手という方もいますよね。
そこで、税理士との面談の日程調整や価格交渉も担当者にお任せできるところがおすすめです。

運営年数・実績

税理士紹介サイトの運営年数が長く実績が多いほど、登録税理士の数も多く、担当者のスキルも高くなる傾向にあります。
税理士紹介サイトを選ぶ際は、「運営年数が長く」「実績が多い」ところを重点的に選びましょう。


税理士ドットコム

税理士紹介エージェント


税理士紹介センター

税理士紹介ネットワーク

ベンチャーライフ
登録税理士数
(事務所数)
6,315人以上不明4,200か所以上不明不明
税理士審査なしありなしありなし
税理士との条件交渉不明あり不明あり不明
運営年数
(設立)
17年
(2005年7月)
14年
(2008年11月)
27年
(1995年9月)
不明10年
(2012年10月)
実績数210,244件以上不明170,000件以上不明不明
会社規模
(資本金)
4億3千9百万円1千万円3千万円不明950万円
会社概要弁護士ドットコム株式会社
詳細を見る
パスクリエイト株式会社
詳細を見る
株式会社ビスカス
詳細を見る
株式会社POLA-RIS
詳細を見る
株式会社ベンチャーライフ
詳細を見る

税理士紹介サイトの登録の流れ

税理士紹介サイトについて、概略はお分かりいただけたのではないでしょうか?

とはいえ、実際に利用してみるにはどんな流れかイメージしずらいかもしれません。

そこで、多くの税理士紹介サイトでの登録の流れを図解しました。

登録フォームに入力して送信

税理士紹介サイトの公式サイトよりフォームに入力します。

担当者による状況や税理士への要望のヒアリング

担当者より電話があります。

事業の概要や規模、税理士に対する要望など、税理士を選定するにあたっての情報のヒアリングがあります。

税理士の選定・紹介

担当者が登録税理士の名から選定し税理士を紹介します。

一般的に2~3人の候補を挙げてくれます。また、面談の日程調整も担当者が設定してくれます。

税理士との面談

紹介された税理士と面談します。時節柄オンライン面談が主流になります。

サービス内容。税理士費用なども打合せし、納得いけば契約。

税理士と面談して、合わないと感じた場合は、後日担当者を通じて断ることができます。

その後も契約が決まるまで、何度でも無料で紹介してもらうことができます。

税理士契約での注意点やリスク

税理士紹介にあたって知っておきたいのが税理士の選び方や税理士契約です。また税理士費用の相場なども把握しておくと、契約がスムーズに進みます。

税理士の選び方

税理士の選び方にはコツがあって、以下の5つがポイントになります。

  • 一定のITリテラシーがある
  • 税制改正などの情報に敏感
  • フットワークが軽く、レスポンスが良い
  • 税務会計だけではなく幅広い見識がある
  • コミュニケーション力がある
一定のITリテラシーがある
税務会計もデジタル化は進んでいて、税務申告書の提出は電子申告が主流になってきました。帳簿の保存についても、今後は電子帳簿保存が主流になる傾向です。ただ保存帳票については、神との併用になるので、税務上の保存要件を満たすかどうかの判断や指導は、税務の知識に加え一定のITリテラシーが必要です。
税制改正などの情報に敏感
税制はほぼ毎年何らかの改正があります。一般人が抑えるには難しいのでこの分野こそ税理士からの情報収集が必要になります。一部には不勉強な税理士もいて税制改正に疎いこともあります。税務会計の処理が税制に対応していなくて、不利益を被るのは納税者です。税制改正の情報提供がある税理士を選ぶのは必須事項です。
フットワークが軽く、レスポンスが良い
事業上の取引には、課税関係が問題になることも少なくないです。税理士に税務相談や質問をしたときに、電話の折り返しやメールの返事が遅いと業務に支障をきたすこともあります。場合によっては、面談の上説明をしてくれるなど、フットワークの軽い税理士が望まれます。
税務会計だけではなく幅広い見識がある
税務調査や税務判断には業界特有の論点があります。それに対応するには、税理士が業界の動向にも興味を持ち見識があることが重要です。
コミュニケーション力がある
税務申告書の作成には納税者への事実確認が必要で、難解な質問になることもしばしばあります。税理士のコミュニケーション力がないと、質問の意図を理解してもらえず、間違った回答による判断がなされ、税務調査で否認されることも起こりえます。

税理士との契約・税理士費用の確認

税理士との契約に際しては後でトラブルにならないように、契約内容と税理士費用の確認が重要です。

税理士契約
税理士の契約には大まかにスポット契約と顧問契約があります。

【スポット契約】
その時のみの対応で、例えば個人の確定申告や相続税の申告といったように税務申告業務があるときに対応して税理士費用が発生するようなものです。
【顧問契約】
一方、顧問契約は、契約が継続されるもので、法人の顧問契約などがあります。法人の顧問契約では、主に月に1回面談などで、法人の財務状況や経営成績などのアドバイスや税務相談などを行います。契約によっては税理士側で帳簿の作成である記帳業務を請け負うこともあります。
税理士費用
税理士費用にも一定の相場があります。税目ごとでの相場を示すと概ね以下のようになります。

【法人の顧問契約】
法人の顧問契約では、業種と規模により違いますが、中小零細規模の会社だと、概ね
月額3万円、決算料10万円~20万円が相場になります

【個人の確定申告】
個人の確定申告では、事業所得を例にとると、
白色申告:3万円~10万円
青色申告:10万円~20万円
が相場になります。

【相続税の申告】
相続税の申告では、
相続財産全体の評価額の0.5%~1%が相場になります。

まとめ

税理士紹介サイト各社の特長はお分かりいただけましたか?

最後に、注意点があります。

どの税理士紹介サイトにも共通することですが、紹介する税理士はその税理士紹介サイトに登録した税理士です。

税理士紹介サイトもビジネスなので、成約しないことには収益が上がりません。そうなると、評判のいい税理士を優先的に紹介するのは容易に想像できますよね。

つまり、急がないと、いい税理士ほど案件が集中して新規顧問の受付の中断を余儀なくされます。

税理士紹介サイトの利用は無料なので、とりあえず、気になるところには登録するのをおすすめします。

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